浪花グランドロマン第41回公演「おおさむこさむ」
全てのステージを終了いたしました。
劇場にお越しいただいたみなさま、関わってくれた客演さん、スタッフのみなさま、感染防止でいつも以上に気をつけてくれた受付スタッフのみなさま、ウイングフィールドの福本さん、スタッフのみなさま、そして、気をかけてくださった全ての方に、ありがとうございました。
今回、私たちが初めて顔合わせをした8月中旬、大阪府の新型コロナ感染症の1日の感染者数は2千人を超える勢いで、私自身この座組に参加することについて並々ならぬ覚悟が要ったことを思い出します。それでも私たちは稽古中から消毒や感染予防の取り組みをし、稽古場に巨大な換気装置を設置し、なおかつ通し稽古では密を避けるため出番のない役者は稽古場の場外に(まさに)追いやられ、路上で台詞合わせや段取りの確認をするなど。「コロナに負けるな」の意気込みで前向きに稽古に取り組むことができました。
通常の稽古以上に腐心することの多かったこの作品は、それだけに私にとって愛着もひとしおな作品となりました。
お客さん方に楽しんでいただけたら幸いです。
(響 音次郎)