冷ややかな三日月ではなく、ぽんやりとした膨脹気味の半月を見上げて、各々がまた今夜もJR阪和線の高架下沿いの露地で自分の登場を待っております。
ゆうべの稽古のお話です。
どうも、本多です。
この日は通しでなく、小返し、状況によって場面をとばしたり、また順不同になったりもしつつ、さらに紡ぎ出されるやりとりの質を上げてゆく、そんな時間です。
ただ、ですね。稽古はアトリエの中だけかといえば、さにあらず。
行き過ぎる、帰宅の途に就く学生さんやら、一杯引っ掛けたとおぼしき陽気なお父さんのチラ見を受けながらも、外でコンビで、トリオで、打ち合わせしたり、台詞を合わせたり。
道も含めて同時進行的に稽古しております。
すべては本番に向けて。
さて、本日は会場であるウイングフィールドさんをお借りしての通しを含めての稽古、否が応でも実戦モードに突入です。
物語の中では噂話と、粋な差し入れ、という2つの要素で間接的に繋がっている方、めりさんにバトンを託します。
ではまた!
10月
16
月が僕たちを見ている
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